
テントの定員は寝室として計算されている為に3人家族で3人用テントを買うと、荷物スペースが全く無かったり、2人までしか眠ることが出来なかったりする場合があります。
耐候性(特に、風、降雨、降雪)のあるタイプで無いと居住性や、長期間の避難生活でテントの耐久性へ影響が出てくる可能性もあり、あまり低価格・低品質なタイプだと避難施設としては役立たない場合も。
ただ、居住性、耐候性を求めて行くとテントの本体価格が5万円、10万円と上がってきます。なので現実的には、ベニヤ板を風防板としたり、防水性のブルーシートを重ね掛けをする等の工夫が必要になるかもしれません。実際、阪神大震災ではブルーシートを利用したテントが相当数作られていました。
また、支援物資や給水車などは、殆どが学校や広域避難所といった所へ先に配備されます。指定避難所でなければ支援の見込みが遠のく為、自宅に住めなくなったからといって自宅近隣のキャンプ暮らしスタートすると、長期間の避難生活に支障が出るかもしれないので注意して下さい。
避難所へ行けばテント無しでも避難生活は可能か?といえばそうでも無く、阪神淡路大震災時、避難民は学校の校舎・体育館へ詰め掛け、阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センターの写真検索でキーワードで検索すればイメージが湧くと思いますが、人口密度は極めて高い状態。
同センターの震災を語る、という体験談も是非見ておいて下さい。被災直後の避難所は家屋から脱出出来ていない方のを救援や、傷病者に対する初期医療の真っ直中ですし、首都圏直下型地震だと膨大な帰宅困難者が広域避難所へと集まります。
中越地震では自動車の車輌内での避難生活を送っている人がクローズアップされ、プライバシーを比較的確保しやすく、風や雨も凌げますが、エコノミークラス症候群による死亡例も何件か起きています。トラック、軽自動車、4人乗り程度の乗用車は足が伸ばせず、無理な体勢になりがちですなので特に注意して下さい。
上記はキャンプ用品では有名なコールマン社のエマージェンシー・ファミリーシェルター。長期滞在用との事で重量は一般的なテントよりもかなり重め、26.3kgあります。
ロッジ楽天市場店、コールマン【COLEMAN】(コールマン)エマージェンシー・ファミリーシェルター _170T9200Jでは71,000円くらいでした。

タープとは日差し避けや、調理などの屋外作業に使われるシート状の物。
別にブルーシートを木にくくりつけても構いませんが、出来るだけ難燃性の物を採用しましょう。
ブルーシートは安価ですが、安物を買うと縫製が悪くてほつれ易く、防水効果があまり見込めない事が多いです。安物の特徴は持っただけでも厚みが薄いと感じるほどで、いかにも頼りない感じです。
左記の商品はヘキサゴン型のタープで、2本の支柱で支える物で、雨も貯まらず風にも強い特性があります。その反面、6角形なので同サイズのレクタングラー型よりも有効に使える面積が少なめになります。

レクタングラー型は設営に時間が掛かりますが、有効面積が広く、イベントにも良く用いられるタイプ。
風の影響もやや受けやすくなりますが、そこはロープをキッチリ張って、ポールも簡単に抜けないように補強、で対処しましょう。
レクタングラー型は大人数での利用が可能になりので、
何れのタイプにしても、タープは低く設営したり、片方を畳んだり、高いところへ固定したりと状況に応じて色々スタイルを変えられます。半分をテントの軒先のように使うことで、雨天時の出入りでテント内を濡らしにくくする事にも使えます。
また、画像見てもお分かり頂けると思いますが、設営時のロープがかなり外側へはみ出るので、共用通路や、他のテントと干渉してしまわないように気をつけて下さい。